名古屋 新型コロナ検査受けた人など20人の名簿紛失

名古屋市は16日、新型コロナウイルスに関するドライブスルー検査を実施した際、検査を受けた13人とこれまでに感染が確認された7人の合わせて20人の個人情報が書かれた名簿を紛失したと発表しました。

名古屋市北区の保健福祉センターによりますと、16日午後6時ごろ、新型コロナウイルスのPCR検査のための検体を、車に乗ったままのドライブスルー方式で採取していたところ、検査を受けた人など合わせて20人の情報が記載された名簿1枚を紛失しました。

名簿には、13人の氏名や電話番号、それに車のナンバーなどのほか、検査を受けた人が濃厚接触するなどした感染者7人の氏名も含まれていたということです。

名簿は突風で飛ばされ付近を探したものの見つからなかったということで、市は17日、検査を受けた人と感染者、合わせて20人に経緯を報告したうえで謝罪しました。

名古屋市北区保健福祉センターの中島民惠所長は、「市民と関係者に多大な迷惑をかけたことと信頼を失墜したこについて、おわび申し上げます」と述べました。