茨城県 新型コロナ 1日で最多 55人感染確認 県内計1032人に

茨城県で17日、1日の発表としてはこれまでで最も多い55人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。大井川知事は、緊急の記者会見を開き「土浦関連のクラスターを抑え込むことが最大の課題だ。県民は感染対策をとってほしい」と呼びかけました。

茨城県は17日、新たに55人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

県内での1日の発表としては11月14日の40人を上回り、これまでで最も多くなりました。

自治体別では、
▽土浦市が14人、
▽つくば市が7人、
▽牛久市が6人、
▽古河市、取手市が5人、
▽阿見町が4人、
▽小美玉市が2人、
このほか
▽水戸市、常総市、神栖市、かすみがうら市、守谷市、坂東市、笠間市、石岡市、つくばみらい市、龍ケ崎市がそれぞれ1人。

千葉県在住者が2人となっています。

こうした状況を受け、大井川知事は、緊急の記者会見を開き、「土浦関連のクラスターを抑え込むことが最大の課題だと認識している。県民は飲食店を利用する際は感染対策をとって十分に注意していただきたい」と呼びかけました。

一方、大井川知事は、外出の自粛を呼びかける考えは今のところないとしました。

これで、これまでに県内で感染が確認された人は合わせて1032人となり、1000人を超えました。

このうち死亡した人は18人です。

また県内では17日までに新たに20人の症状が回復し、退院した人などは794人となっています。