新型コロナ 国土交通省 同じ課の職員 14日までに5人感染確認

東京の国土交通省で同じ課の職員で新型コロナウイルスへの感染が相次ぎ、14日までに5人の感染が確認されました。ほかの濃厚接触者のうちおよそ10人は順次検査を受けていていずれも同じ課の職員だということです。

国土交通省によりますと東京 千代田区霞が関にある国土交通省の8階にある自動車局で今月7日、40代の職員に発熱の症状が出て、今月11日に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

この職員が勤務する課では、13日までに30代と40代の職員2人の感染が確認され、14日に新たに20代と30代の2人の感染が確認されました。

4人はいずれも最初に感染が確認された職員の濃厚接触者でした。これで同じ課で相次いで5人の感染が確認されました。

濃厚接触者はほかにもいて、一部はPCR検査の結果陰性でしたが、およそ10人は順次検査を受けていて、いずれも同じ課だということです。

国土交通省は「感染者の集団=クラスターにあたるかどうかについては自分たちで判断することではないと思うので回答は控えたい」としています。

国土交通省ではことし4月20日から29日にかけても自動車局の同じ部屋で働く職員11人の感染が相次いで確認されていて、改めて感染予防対策を徹底することにしています。