食品加工会社でクラスターか 計15人の感染確認 茨城 取手

茨城県は取手市の食品加工会社の事業所で7人の感染が確認されたと発表しました。この事業所で感染が確認されたのは合わせて15人となり、県は感染者の集団=クラスターが発生したと見ています。

茨城県によりますと、12日、取手市の食品加工会社の事業所でアルバイトをしている20代から70代までの男女合わせて7人の感染が確認されました。

この事業所ではこれまでに従業員など8人の感染が確認されていて、これで感染が確認されたのは合わせて15人となりました。県はクラスターが発生したとみています。

また、県がクラスターが発生したとしている土浦市桜町1丁目の2つの飲食店について、12日、新たにこのうちの1店舗を利用していた70代の女性の感染が確認されたということです。

県では土浦市桜町1丁目と2丁目にある飲食店の従業員と利用者のうち希望する人を対象に、13日から無料でPCR検査を実施することにしています。

茨城県内では12日、合わせて26人の感染が確認され、1日の感染者数としては2日連続で過去最多を記録しました。

これまでに県内で感染が確認された人は合わせて880人となり、このうち死亡した人は18人です。また、県内では12日までに新たに8人の症状が回復し、退院した人などは743人となっています。