サッカー日本代表 奥川雅也 招集見送り 同僚が新型コロナ陽性

今月の強化試合に向け、サッカー日本代表のメンバーに追加で選ばれていたオーストリア1部リーグ、ザルツブルクの奥川雅也選手について日本サッカー協会は、所属クラブで6人の選手が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したことなどを踏まえ招集を見送ることを決めました。

サッカー日本代表は今月13日にパナマ代表と、17日にはメキシコ代表とそれぞれオーストリアのグラーツで対戦します。

代表メンバーをめぐっては、ドイツ1部リーグの堂安律選手が新型コロナウイルスの影響で帰国後の活動に制限が発生するとして参加しないことが決まり、ミッドフィルダーの奥川選手が追加で選ばれていました。

しかし日本サッカー協会によりますと、奥川選手が所属するザルツブルクでは今月8日に新型コロナウイルスの検査を行ったところ6人の選手が陽性反応を示しました。

翌日の9日に選手全員に検査をしたところ、すべて陰性と確認されたということですが、日本サッカー協会は検査結果や行動履歴などを総合的に判断し、選手の安全・安心を最優先したいとして招集を見送ることを決めました。