J1柏 コロナ集団感染で柏市職員が早期回復願いユニホーム着用

サッカーJ1の柏レイソルで、新型コロナウイルスの感染者の集団=クラスターが発生したことを受けて、本拠地のある千葉県柏市の職員が、監督や選手らの早期回復を願いチームのユニホームを身につけて業務に当たっています。

柏レイソルでは、5日までに監督や選手ら13人の新型コロナウイルスへの集団感染が確認され、7日にFC東京と対戦する予定だったJリーグカップの決勝が延期されました。

柏レイソルの本拠地のある柏市の市役所では6日、監督や選手らの一日も早い回復を願って、市の職員がチームのユニホームや公式グッズのマスクを着用して業務を行っています。

ユニホームは職員がそれぞれ自分で準備したということで、およそ50人が応援の気持ちを示そうと身に着けていました。

柏市地域づくり推進部スポーツ課の楠部由莉主事は「決勝はいったん中止となったが、柏レイソルの皆様の一日も早い復帰を願ってこの企画を始めました。試合日程が決まったら、万全な状態で試合に臨んでほしい」と話していました。