東京都 新型コロナ 新たに209人感染確認 200人超 先月31日以来

東京都は3日、都内で新たに209人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1日の感染の確認が200人を超えるのは3日前の先月31日以来です。

東京都は3日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて209人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

年代別では、
▽10歳未満が3人、
▽10代が12人、
▽20代が55人、
▽30代が42人、
▽40代が34人、
▽50代が36人、
▽60代が12人、
▽70代が9人、
▽80代が5人、
▽90代が1人です。

都内で1日の感染の確認が200人を超えるのは3日前の先月31日以来です。

209人のうち、
▽およそ45%にあたる94人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、
▽残りのおよそ55%の115人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。

濃厚接触者の内訳は、家庭内が42人と最も多く、施設内と職場内がそれぞれ14人、会食が9人、夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者が3人などとなっています。

このうち、施設内では、同じデイサービスで新たに利用者1人と職員2人の感染が確認され、これでこの施設ではあわせて4人になりました。

都によりますと、このデイサービスを、集団感染が起きている別のデイサービスに通っていた人が利用して感染が広がったということです。

同じく施設内では、北区にある明理会中央総合病院で新たに職員1人の感染が確認され、都に報告されたこの病院の関係者はあわせて26人になりました。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて3万1502人になりました。

一方、都の基準で集計した3日時点の重症の患者は2日と同じ32人でした。

また、3日死亡が確認された人はいませんでした。

入院・重症・療養者は

東京都によりますと、都内で3日までに感染が確認された3万1502人のうち、入院中の人は2日より7人減って1024人です。

入院患者のうち都の基準で集計した重症の患者は2日と同じ32人でした。

都は3日の時点で、重症の患者向けの病床を150床、中等症以下の患者向けの病床は2490床を確保しているということです。

自宅で療養している人は21人減って192人です。

都が開設・運用している9つのホテルなどで療養している軽症や無症状の人は23人減って274人です。

このほか、医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は135人増えて326人です。

一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は2万9227人となっています。