体操 内村の新型コロナ感染でNTCの体操練習場が利用中止に

体操の内村航平選手の新型コロナウイルス感染が発表されたことを受けて、内村選手が利用していたナショナルトレーニングセンターの体操の練習場の利用が中止されました。

国際体操連盟は29日夜、来月の国際大会に向けナショナルトレーニングセンターに滞在している内村選手について、新型コロナウイルスのPCR検査の結果、陽性が確認されたと発表しました。

これを受けてナショナルトレーニングセンターを管理するJSC=日本スポーツ振興センターは、内村選手が利用していた体操の練習場の利用を中止しました。

JSCによりますと、利用の中止は29日午後からで具体的な期間は保健所の調査や指示を受けて決めるほか、内村選手の感染経路や濃厚接触者がいるかどうかなども保健所が調査中だとしています。

体操以外のほかの競技用の施設は、ふだんから清掃や消毒などの感染防止策を行っているため利用を継続するということです。

JSCは「今後も感染拡大防止と施設利用者、関係者、職員の安全確保を最優先に運営していく」としています。