北海道 新型コロナ 53人感染確認 道内延べ2986人に

北海道内では、札幌市で確認された40人を含む合わせて53人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。道内の1日の感染確認は、2日続けて50人以上となりました。

新たに感染が確認されたのは、
▽札幌市で10代の女性2人、20代の男性5人と女性9人、30代の男性6人と女性4人、40代の男性4人と女性2人、50代の男性3人、居住地が非公表の50代の男性1人、年代と性別、居住地が非公表の4人の合わせて40人です。

このほか、道内では、
▽旭川市の20代の女性1人、
▽苫小牧市の10代の男性1人、
▽石狩地方の30代の女性1人、50代の男性1人と女性1人、70代の男性1人、90代の女性1人、年代が非公表の女性2人、
▽胆振地方の年代と性別が非公表の2人、
▽オホーツク地方の20代の男性1人、
それに、
▽道が発表した札幌市に住む年代と性別が非公表の1人の合わせて13人の感染が確認されました。

これで、29日、北海道内で感染が確認されたのは53人に上り、1日の感染確認は、2日続けて50人以上となりました。

検査数は、1328件でした。

北海道などによりますと、症状が非公表の8人を除いて、いずれも軽症か無症状だということです。

53人のうち6割近い31人は感染経路が分からないということです。

札幌市によりますと、新たに感染が確認された人のうち2人は、感染者の集団=クラスターが発生した札幌市の芸能事務所のイベントの参加者だということです。

また、市によりますと、繁華街・ススキノの接待を伴う飲食店に関連する感染者は、88店舗の328人となりました。

道内の感染者は、札幌市の延べ2032人を含む延べ2986人となり、このうち、死亡した人は109人、治療を終えた人は延べ2494人となっています。

道は、感染者の増加を受けて、28日、5段階の「警戒ステージ」を、最も低い「1」から「2」に引き上げていて、発熱やせきがあるなど体調が悪い場合は外出を控えることや、飲酒を伴う会合などでの対策を徹底するよう、特別措置法に基づいて道民に協力を要請しています。