きょうから参議院でも代表質問 与野党の論戦スタート

国会では29日から参議院でも菅総理大臣の所信表明演説に対する代表質問が行われ、与野党の論戦がスタートします。

国会では28日、衆議院本会議で代表質問が始まり、「日本学術会議」の会員候補6人が任命されなかったことや、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを目指す政府の方針などをめぐって論戦が交わされました。

29日から参議院でも代表質問が行われ、自民党の世耕参議院幹事長と立憲民主党の福山幹事長が質問に立ちます。

世耕氏は新型コロナウイルスへの国民の不安は解消されていないとして、菅総理大臣が言う「爆発的な感染を防ぐ」具体的な手法などを問うことにしています。また、政府が創設を目指す「デジタル庁」の権限や予算に対する考え方や、トップを務める人材の適性なども質問することにしています。

一方、福山氏は「日本学術会議」に関連し、これまでの国会での中曽根元総理大臣らの答弁を紹介しながら、菅総理大臣に対し会員候補を任命しなかった理由をただすことにしています。

また、航空大手のANAホールディングスが今年度1年間の業績が過去最大の5100億円の最終赤字に陥る見通しを明らかにしたことを受け、公共交通を維持するための支援策の必要性を訴え、見解を求めることにしています。