菅首相 “ウィズコロナ時代に規制改革推進し企業を支援”

菅総理大臣は、優れたサービス事業者などを表彰する「日本サービス大賞」の表彰式であいさつし「ウィズコロナ時代で、ピンチをチャンスに変えるイノベーションへの期待が高まっている」と述べ、規制改革の推進を通じ、企業を支援していく考えを示しました。

「日本サービス大賞」は、サービス産業の生産性の向上を目指し、優れたサービスを提供する事業者などを表彰するために設けられ、東京都内のホテルで開かれた表彰式には、菅総理大臣も出席しました。

この中で、菅総理大臣は「ウィズコロナ時代の新しいサービスが求められる中、世界市場をにらみ、ピンチをチャンスに変えるイノベーションへの期待が高まっている」と指摘しました。

そのうえで「挑戦する企業の活躍を後押しするため、菅政権として、行政の縦割り、既得権益、そして、あしき前例主義を打破し、規制改革をしっかり進める」と述べ、規制改革の推進を通じて企業を支援していく考えを示しました。

表彰式では、ドローンで測量した3次元の地形データや、デジタル技術を取り入れた最新の建設機械などを活用することで、建設サービス全体の安全性や生産性を引き上げたとして、大手建設機械メーカーのコマツに、最も優れた取り組みとして、内閣総理大臣賞が贈られました。