「バーチャル渋谷」でハロウィーンを 今夜からスタート 東京

東京 渋谷区がハロウィーンの時期の街への訪問自粛を呼びかけるなか、仮想空間の渋谷でハロウィーンを楽しもうという催しが26日夜から始まります。

この催しは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、ハロウィーンの時期の街への訪問自粛を呼びかけている渋谷区が新しい楽しみ方として提案しているものです。
「バーチャル渋谷」では、渋谷駅前のスクランブル交差点や忠犬ハチ公の銅像をはじめ、ビルの看板など細かなところまで渋谷の街が再現されていて、今月31日のハロウィーンまでの間、宙に浮いたかぼちゃなど、実際の街にはないハロウィーン仕様の渋谷の街が表現されています。
アバターと呼ばれる自分の分身で街を散策できるほか、仮想空間の中で、人気アーティストのライブを楽しめたり、オリジナルのグッズを購入できたりするということです。

一般には26日午後7時半から公開され、専用のアプリをダウンロードすれば無料で楽しめます。

画面上に表示されるアバターは50人までとなっていて、「バーチャル渋谷」の中でも密は避けられるということで、渋谷区は「ことしのハロウィーンは『バーチャル渋谷』で新しい楽しみ方を体験してほしい」としています。