原発重大事故想定 コロナ対策取りながら住民避難訓練 新潟

新潟県の東京電力柏崎刈羽原子力発電所で重大な事故が起きたという想定の避難訓練が、新型コロナウイルスの感染対策を取りながら行われました。

訓練は、震度6強の地震で重大な事故が発生したという想定で、テーマごとに24日までの3日間行われ、合わせておよそ550人の住民が参加しました。

このうち柏崎市の荒浜地区のコミュニティセンターでは、住民30人ほどが検温を受けたあと定員を半分の20人に制限したバスに乗り込んで避難しました。

また、上越市内では、バスなどに付着した放射性物質の線量を測定するスクリーニングなどが行われました。

専用のゲートを住民を乗せたバスや乗用車が通り、基準値を超えてブザーが鳴ると除染が行われたほか、発熱の疑いがある人を別の検査場所に誘導するなどしていました。

このほか、福祉施設の部屋に放射性物質が入らないよう気圧を高めて入所者を移動させる屋内退避の訓練も行われました。

参加した60代の男性は「新型コロナ対策についてはみんな新しい生活様式に慣れていたのでスムーズでした。ただ、お年寄りが自分たちと同じように避難できるかが課題だと思います」と話していました。