ディズニー 作品中の差別的な表現への注意呼びかけ強化

アメリカの娯楽大手のウォルト・ディズニーは、過去の作品の一部に差別的な表現が含まれているとして、自社の動画配信サービスで視聴者に注意を呼びかける取り組みを今月から強化しています。

ウォルト・ディズニーは、動画配信サービスの「ディズニー+」で配信している過去の作品の一部に差別的な表現が含まれているとして、視聴者に対する注意書きを今月から強化しました。

対象となる作品の冒頭には「この作品には特定の人々や文化に否定的で不当な表現が含まれています。こうしたステレオタイプは当時も今も間違っています」などと表示されます。

ホームページではそうした表現について詳しく説明していて、このうち、1953年公開の「ピーター・パン」では、登場する先住民のキャラクターに対して差別的な呼び方が繰り返し使われているとしています。

また、1970年公開の「おしゃれキャット」では、つり目で前歯を強調したネコのキャラクターについて「東アジアの人たちを差別するような表現で、固定観念を誇張している」と説明しています。

ウォルト・ディズニーは去年11月からこうした作品に短い注意書きを表示していましたが、今回、強化した形です。

アメリカではことし5月、黒人男性が警察官に首を押さえつけられて死亡した事件をきっかけに、エンターテインメント業界では偏見や差別的な表現を見直す動きが広がっています。