ロシア情報機関トップ ベラルーシ大統領と会談 連携を確認か

ロシアのプーチン大統領の側近で、対外情報庁のナルイシキン長官が、混乱が続く旧ソビエトのベラルーシを訪れ、ルカシェンコ大統領と会談しました。両者とも欧米が混乱を仕掛けていると主張していて、最新の情勢をめぐって意見を交わし、連携を確認したとみられます。

ベラルーシでは、ことし8月に行われた大統領選挙の結果に反発する市民たちが、ルカシェンコ大統領の辞任を求めて抗議活動を続けていますが、ロシアとベラルーシは、欧米がこうした活動を仕掛けていると主張しています。

こうした中、ロシアのプーチン大統領の側近で、対外情報庁のナルイシキン長官が22日、ベラルーシを訪れ、ルカシェンコ大統領と会談しました。

ベラルーシの国営メディアによりますと、ルカシェンコ大統領は、「定期的に情報を提供してもらい感謝する」と述べたのに対して、ナルイシキン長官は「われわれに対する脅威から身を守るため情報機関ができることはたくさんあるはずだ」と応じました。

ベラルーシ情勢をめぐっては反政権派のチハノフスカヤ氏が、ヨーロッパ各国の首脳と会談を重ねるなどして、ルカシェンコ大統領の辞任に向けて国際社会に協力を求めていて、両者は、最新の対外情勢をめぐって意見を交わし、連携を確認したとみられます。

ベラルーシでは、チハノフスカヤ氏が、10月25日までにルカシェンコ大統領が辞任を表明しなければ、全国一斉にゼネストを行うと警告するなど緊張した状況が続いています。