日中韓とASEANの農業担当大臣 食料安定供給へ連携で合意

日本、中国、韓国とASEAN=東南アジア諸国連合の農業担当大臣が会合を開き、新型コロナウイルスの影響が続く中、食料の安定供給のため各国が備蓄するコメを融通する制度などを活用する取り組みを続け、連携していくことで合意しました。

日中韓とASEAN各国は21日、テレビ会議で農業担当大臣が会合を開き、日本からは野上農林水産大臣が参加しました。

会合では、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、国内に食料が行き渡るよう輸出を制限する動きが一部に出たことなどを踏まえ、食料の安定供給に向けた各国の連携について議論しました。

その結果、新型コロナウイルスによる前例のない影響が懸念されることから、各国で備蓄しているコメを融通する制度などを活用する取り組みを続けていくことで合意しました。

会合の中で野上大臣は、感染の拡大が続くミャンマーの政府がコメを備蓄できるように日本が緊急に購入資金を出して支援を行ったことを説明しました。

また、併せて野上大臣は、東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと日本産の食品の輸入規制を続けている国に対し、規制を早期に撤廃するよう求めました。