新型コロナや少子高齢化対策にAIを積極活用の考え 菅首相

新型コロナや少子高齢化対策にAIを積極活用の考え 菅首相
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菅総理大臣は、AI=人工知能などをテーマにしたイベントにビデオメッセージを寄せ、新型コロナウイルスの感染防止策や、少子高齢化などの解決に、AIを積極的に活用していく考えを示しました。
外国訪問中の菅総理大臣は、20日、東京都内で開かれたAI=人工知能などをテーマにしたイベントにビデオメッセージを寄せました。

この中で、菅総理大臣は、世界が新型コロナウイルスの感染拡大を乗り越えるにあたり、AIが大きなカギになると指摘しました。

そして、「AIには、感染予測や早期検知、接触機会の低減に加え、医療の高度化やヒト・モノの移動の変革など、わが国が抱える少子高齢化などの課題も解決に導くポテンシャルがある」と述べ、感染防止策に加え、少子高齢化などの解決に、AIを積極的に活用していく考えを示しました。

そのうえで、「政府も全力でデジタル化を進める決意だ。行政の縦割りや既得権益、あしき前例主義を打破し、大胆な改革を進めていく」と強調しました。