電機メーカー ネット上にショールーム コロナで減った顧客獲得

電機メーカー ネット上にショールーム コロナで減った顧客獲得
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大手電機メーカーがネット上のショールームに力を入れています。新型コロナウイルスの影響で来店客が大幅に減る中、デジタル技術を活用することで新たな顧客の獲得を目指しています。
パナソニックは先月、VR=バーチャルリアリティーの技術を活用した仮想のショールームを開設しました。

都内に実際にある法人向けの商品を集めたショールームが仮想空間に再現されていて、インターネット上のテレビ会議システムを使って仮想のショールームに招待された客がロボットアームが作動する様子を確認したり、動画を見ながら顔認証技術などの説明を受けたりすることができます。
また、ソニーも今月から本社にある法人向けのショールームで、案内役のスタッフがカメラで商品を撮影しながら紹介するサービスを始めました。

客はテレビ会議システムを通じて、画像センサーや最新のスマートフォン、それに犬型ロボットのaiboなどの説明を受けることができ、随時質問することもできます。

ソニーのブランド戦略部の梶尾桂三統括課長は「地方や海外にいる人にも魅力を体験してもらうことができ、人数の制限もない。今後は中高生にもオンラインのショールームで企業活動を紹介していきたい」と話していました。