トランプ大統領指名の連邦最高裁判事 承認反対集会400か所超で

トランプ大統領指名の連邦最高裁判事 承認反対集会400か所超で
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アメリカで大統領選挙まで2週間余りとなる中、選挙戦の争点にもなっている、トランプ大統領が指名した連邦最高裁判所の判事の承認に反対する集会が全米400か所以上で開かれました。
トランプ大統領は、先月亡くなった連邦最高裁判所のギンズバーグ判事の後任に保守派のバレット判事を指名し、議会上院で大統領選挙前の今月末までに承認される見通しです。

こうした中、17日、判事の承認に反対する集会が全米各地合わせて400か所以上で開かれました。

このうち首都ワシントンには数千人の人たちが集まり、「司法を守れ」などと書かれたプラカードを掲げながら、連邦最高裁前までの2キロ余りの道のりを歩いて抗議の意志を示していました。

ミシガン州から参加した男性は「保守派の判事が承認されれば、人工妊娠中絶などの権利が危険にさらされる可能性があるので、抗議しに来た」と話していました。

バレット判事が承認されれば、9人いる連邦最高裁の判事のうち6人が保守派となることから、アメリカ社会を二分する問題での最終的な司法判断が保守化する可能性が指摘されています。

トランプ大統領と共和党は承認を急ぎ、大統領選挙を前に保守層の支持固めをはかるねらいがある一方、野党民主党は「大統領選挙の前に判事の承認は行わないという前例に従うべきだ」と反発していて、判事の承認が選挙戦の争点にもなっています。