ニュージーランド議会選挙 与党・労働党が単独過半数を獲得

ニュージーランドの議会選挙が17日に行われ、新型コロナウイルスへの対応などで評価されたアーダーン首相率いる与党・労働党が単独で過半数を獲得し、2期目の政権運営に入ることになりました。
任期満了にともなうニュージーランドの議会選挙は、新型コロナウイルスの影響でおよそ1か月延期され、17日に投票が行われました。

選挙管理委員会によりますと、開票作業はほぼ終了し、後日開票される在外投票などを除いた集計で、120の議席のうち、アーダーン首相率いる与党・労働党は64議席、最大野党・国民党は35議席を獲得する見通しとなりました。

前回、3年前の選挙で少数政党と連立を組んで9年ぶりに政権交代を果たした労働党は今回、大幅に議席を伸ばし、単独で過半数を獲得しました。

2期目の政権運営に入ることになったアーダーン首相は支持者の前で演説し「次の3年間、やるべきことがたくさんある。新型ウイルスの危機からよりよく、より強く立て直す」と述べ、新型ウイルスの影響で打撃を受けた経済の回復に向け、雇用の創出や貧困問題の解決に全力を尽くすと強調しました。

アーダーン首相は、感染拡大の防止に向け早い段階で入国規制を強化し、国内でも厳しい外出制限を導入したことなどから、感染の抑え込みに一定の成果をあげたと評価され、支持率の上昇につながりました。