徳島大 在籍学生9人感染 クラスター発生 濃厚接触者など調査

徳島大 在籍学生9人感染 クラスター発生 濃厚接触者など調査
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徳島大学の大学生や大学院生9人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認され、県はクラスターが発生したとして濃厚接触者などの調査を行っています。
新たに感染が確認されたのは、いずれも徳島大学に在籍している10代から20代の大学生や大学院生の男女9人です。

県によりますと、9人は今月11日、徳島市内の飲食店で飲食をともにしたあと翌朝にかけてカラオケボックスでカラオケをしたということです。

その後、それぞれが大学内で講義を受けたりアルバイトをしたりしているということで、徳島県は県内で5例目となるクラスターが発生したとして濃厚接触者32人の調査を行っています。

徳島県内での感染者数はこれで158人となりました。

感染の確認を受けて徳島大学は17日夜、会見を開き、野地澄晴学長は「学生や保護者、地域の皆様にご心配をおかけし申し訳ありません。重く受け止め、一層の感染防止対策に努めたい」と述べました。

大学では感染した学生が立ち入った教室などを消毒したほか、19日の月曜日はキャンパスでの対面での講義を休講にすると明らかにしました。

徳島大学病院の診療への影響はないということです。