男子ゴルフ日本オープン第3ラウンド 谷原が単独トップに

男子ゴルフ日本オープン第3ラウンド 谷原が単独トップに
男子ゴルフの日本オープンは17日、雨と寒さで厳しいコンディションの中で第3ラウンドが行われ、多くの選手がスコアを落とす中、41歳のベテラン、谷原秀人選手がスコアを1つ伸ばして、通算5アンダーで単独トップに立ちました。
千葉県野田市で行われている日本オープンの第3ラウンドは、朝から雨が降り続き、寒さが伴う厳しいコンディションの中で行われました。

多くの選手がスコアを落とす中、トップに立ったのは、4アンダーの2位から出た谷原選手で、ベテランらしい安定感のあるプレーを続けました。

後半の11番からは3連続バーディーを奪うなどこの日はバーディー4つ、ボギー3つでスコアを1つ伸ばし、通算5アンダーの単独トップで18日の最終日を迎えます。

一方、首位から出たアマチュアで大学3年生の河本力選手は後半にショットが乱れ、バーディー3つ、ボギー2つ、ダブルボギー1つと、スコアを1つ落とし通算4アンダーで首位と1打差の2位となりました。

また、おととしにこの大会を制した稲森佑貴選手が難しいコンディションの中で、スコアを2つ伸ばし、同じく通算4アンダーで2位につけています。

4位には通算2アンダーの内藤寛太郎選手がつけ、通算イーブンパーの5位はこの大会がプロ転向後の初戦となる金谷拓実選手など3人となっています。

谷原「あと1日、全力で」

雨と寒さで厳しいコンディションの中、スコアを伸ばしてトップに立った谷原秀人選手は去年まで、ヨーロッパを中心にツアーを回っていた経験に触れ、「ヨーロッパではきょうぐらいの天気は当たり前で、風がないだけいいかなと思っていた。そこまで自分自身を追い込まずにやろうと思っていたので、気楽な気持ちでできたのがよかったのかなと思います」と落ち着いた様子で話していました。

18日の最終ラウンドに向けては「誰もが日本オープンのタイトルは取りたい気持ちでやっているので、あと1日、全力でやりたいです」と気を引き締めていました。

また、同じ組で回ったアマチュアの河本力選手については、「若くて球がすごく飛ぶし、やっと日本にもこれぐらい飛ぶ選手がでてきたんだなと思い、これからが楽しみです。実力があるので、海外に行って暴れてほしいですね」とたたえていました。

河本「ティーショットの調子悪かった」

スコアを1つ落とし、2位につけたアマチュアの河本力選手は「きょうはアンダーパーで回っている人が全然いなかったので、目標は2アンダーにしようと思った。出だしにラフからパーがとれていいスタートが切れたのでいけるかなと思ったが、ティーショットの調子が悪く苦しかったです」と疲れた表情で振り返りました。

18日の最終ラウンドに向けては「目標の1日3アンダーをクリアして優勝できなかったらしかたないし、できたら幸せという感じです」とふっきれたような様子で話していました。

また、取材陣からプロゴルファーで姉の河本結選手と連絡をとったか質問されると、「楽しんできてと言われました。あとは『リズムよく打てればいいじゃん』みたいな連絡が来ました。“そうだね”って感じです」と姉とのやり取りをあえて淡々と話し、取材陣を笑わせる余裕を見せていました。

金谷「アグレッシブに攻める」

厳しいコンディションの中でも安定したゴルフでスコアを1つ伸ばし5位につけた金谷拓実選手は「雨で飛距離が出ないなか、自分のできることはやった。きのうまで2日連続でボギーをたたいた4番ホールでパーがとれ、リベンジができました」と笑顔で振り返りました。

そのうえで、18日の決勝ラウンドに向けては「バーディーをとらないと上には追いつけないので、がんがんアグレッシブに攻めていきます」と最終日の巻き返しを誓っていました。