競泳短水路 日本選手権 男子200m自由形 松元が日本新で優勝

競泳短水路 日本選手権 男子200m自由形 松元が日本新で優勝
25mのプールで争う競泳の短水路の日本選手権が始まり、男子200m自由形で松元克央選手が1分42秒10の日本新記録で優勝しました。
短水路の日本選手権は17日から2日間、東京辰巳国際水泳場で行われます。

初日に行われた種目のうち男子200m自由形には来年の東京オリンピックで金メダル獲得を目指す松元選手が出場しました。

松元選手は決勝のレースで前半から積極的な泳ぎをみせて自身の日本記録より速いペースで100mを折り返し、後半もほとんどスピードを落とさず、去年のこの大会でマークした記録を0秒31更新する1分42秒10の日本新記録で優勝しました。

17日はさらに2種目で日本新記録が生まれ、男子50mバタフライでは川本武史選手が予選での記録更新に続いて、決勝でもタイムを縮め、22秒19で優勝。

また、男子1500m自由形に出場した竹田渉瑚選手が800mまでを7分39秒36で泳いで男子800m自由形の記録を更新しました。

このほか、女子400m個人メドレーでは、大橋悠依選手が自身の日本記録に2秒余り及ばなかったものの、4分24秒87とまずまずのタイムで優勝し、男子400m個人メドレーでは萩野公介選手が4分2秒75のタイムで優勝しました。

松元「自分の持ち味をしっかり出せた」

男子200m自由形で日本新記録をマークした松元選手は「久々の大きい試合だったので緊張したがうまく力に変えることができたと思う。前半から力まず積極的にいったことで後半もうまくまとめられた。自分の持ち味をしっかり出せた」とレースを振り返りました。

松元選手は東京オリンピックの延期を受けて夏場にかけてはモチベーションの維持に苦労していましたが、今大会や、今月ハンガリーで開幕する競泳の国際リーグなど、大会の再開に伴って気持ちも上がりつつあるということで、「練習をしないと自信を持って試合に臨めない。いまは自信をつけるために練習をしようと考えることができている」と話していました。

最近の練習では左手をかく動作を中心に泳ぎを見直しているということで、「答えは見えていないが、その分、まだまだ伸びしろがあると感じている。日本記録が出たことは強くなっている証拠だと思うし手応えも感じている」と話していました。

萩野「水泳に集中できている」

男子400m個人メドレーを制した萩野選手はレース後の取材で「この種目を1日に2本泳ぐことが久しぶりだったので、すごく疲れたが、心地よさも感じている」と充実した表情で話しました。

決勝のレースでは最初のバタフライから積極的に飛ばして攻めの姿勢をみせ、タイムこそライバルの瀬戸大也選手が持つ日本記録からおよそ8秒遅れましたが「タイムはまだまだだが、レース前に『行くぞ』と決めたことを実行できるようになってきている。真剣に水泳に集中できている感じがあり、すごくいいサイクルだと思う」と手応えを口にしました。

去年、不調から一時休養し、レースに復帰してからも思うような泳ぎができずに大会の途中で棄権することもあったことを踏まえ「足りないところはたくさんあるが、きょうは逃げずに立ち向かうことができた。これまではスタート台に立つ前から負けていたことも多かったが、また戦いたいという気持ちが出てきているし、少しずつ体で表現できるようになってきた」と話していました。