七宝焼き 明治の名工の作品展 出身地の旭市で 千葉

七宝焼き 明治の名工の作品展 出身地の旭市で 千葉
明治時代、七宝焼きの名工といわれた濤川惣助(なみかわ・そうすけ)の作品展が、出身地の千葉県旭市で開かれています。
濤川惣助は現在の旭市の出身で、明治時代に七宝焼きの新たな技法を完成させ、国内外で高く評価されました。会場の旭市の大原幽学記念館には、濤川の七宝焼きなどの作品21点が展示されています。
このうち「波に鷹図額」(なみ・たかずがく)は、波打ち際の岩場にいる鷹の姿が描かれ、荒々しい波にも動じない鷹の力強さが印象的な作品です。明治22年のパリ万博に出品された作品で、今回、国内で初めて公開されたということです。
また、「柳に燕図花瓶」(やなぎ・つばめずかびん)は淡い背景の花瓶に、柳の木と飛び立つ燕の姿が繊細な描写で描かれています。

大原幽学記念館の猪野映里子さんは「国内でこれだけの作品を見られるのは貴重な機会です。ふだんの日用品とは違ったすぐれた技法を見に来てほしい」と話していました。

この作品展は、千葉県旭市の大原幽学記念館で、12月20日まで開かれています