荒川区 「特別定額給付金」対象外の赤ちゃんに10万円給付

荒川区 「特別定額給付金」対象外の赤ちゃんに10万円給付
東京・荒川区は現金10万円を一律給付する国の「特別定額給付金」の対象とならない赤ちゃんに対し、区独自に1人当たり10万円を給付することになりました。
現金10万円を一律給付する国の「特別定額給付金」は、ことし4月27日までに住民登録されている人が対象で、それ以降に生まれた赤ちゃんは対象になっていません。

荒川区は「特別定額給付金」の対象となっていない赤ちゃんがいる子育て世帯も同様に支援しようと、こうした対象外の赤ちゃん1人につき、区独自に10万円を給付することになりました。

対象となるのは、ことし4月28日から来年4月1日までの間に生まれ、4月27日の時点で荒川区に住民登録があり、かつ、引き続き荒川区に住民登録をする世帯の赤ちゃんです。

区では、対象となる赤ちゃんはおよそ1800人にのぼると見ていて、必要な経費およそ2億100万円を今年度の区の補正予算に盛り込みました。

対象となる世帯には、今月末から順次手紙で通知を発送し、来月中旬から振り込みを始める予定だということです。

荒川区は「コロナ禍のもとで先が見通せず、不安を感じる子育て世代の区民に少しでも役立てばと思っています」と話しています。