ことし初めて増加に転じるも先行き不透明 9月の欧州自動車市場

ことし初めて増加に転じるも先行き不透明 9月の欧州自動車市場
ヨーロッパの自動車市場で先月販売された新車の台数は、前年の同じ月を1.1%上回り、新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、初めて増加に転じました。
ただ、各地で感染の再拡大が深刻になっていることから、このまま回復が続くかは不透明です。
業界団体のまとめによりますと、ドイツやフランスなど、EU=ヨーロッパ連合の加盟国とイギリスなどを合わせたヨーロッパ市場では、先月の新車の販売台数が130万台となり、前年の同じ月を1.1%上回りました。

販売台数が増加に転じたのは、新型ウイルスの感染が広がったことしに入って初めてです。

国別では、イタリアが9.5%、ドイツが8.4%増加した一方、フランスが3%、イギリスが4.4%の減少でした。

また、日本の自動車メーカーでは、トヨタ自動車や日産自動車、それにホンダの販売台数が増加しました。

ただ、ヨーロッパ市場では、ことしに入ってから先月までの販売台数の合計が、去年の同じ時期をおよそ3割下回っています。

こうした中、各国で感染の再拡大が深刻になり、経済活動や外出などの制限が強まっていることから、車の販売がこのまま回復していくかは不透明で、自動車業界にとって厳しい経営環境が続いています。