田村厚労相 「医療機関や介護施設で働く人 積極的に検査を」

田村厚労相 「医療機関や介護施設で働く人 積極的に検査を」
新型コロナウイルスをめぐり田村厚生労働大臣は、冬場にかけて発熱や頭痛など、似たような症状の患者が増えることが予想されるとして、重症化リスクの高い患者への感染を防ぐため、医療機関や介護施設で働く人で、症状が見られる場合には、積極的に検査を受けるよう呼びかけました。
新型コロナウイルスをめぐっては冬場にかけて、インフルエンザとの同時流行のほか、発熱や頭痛など似たような症状の患者が増えることが予想されていて、医療機関や高齢者施設では、重症化リスクの高い高齢者などへの感染対策が課題となっています。

こうした中、田村厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で、医療機関や介護施設で働く人について、発熱などの症状が見られる場合は、積極的に検査を受けるよう、16日に都道府県に対し、周知のための通知を行ったことを明らかにしました。

そのうえで、田村大臣は「高齢者や基礎疾患を持っている人は、重症化リスクも高い。医療や介護の従事者の中で、発熱や頭痛、味覚や嗅覚などに異常がある人は、積極的に検査してほしい」と呼びかけました。