ハワイ 日本の観光客など自主隔離緩和 数週間以内に詳細発表へ

ハワイ 日本の観光客など自主隔離緩和 数週間以内に詳細発表へ
アメリカのハワイ州は、日本から訪れる観光客などについて事前に新型コロナウイルスの検査を受けて陰性が確認されれば、到着後に自主隔離は求めない方針を決めました。州知事は、数週間以内に制度の詳細を詰めて発表したいという考えを示しました。
ハワイの州政府は、これまで観光客などに対し、到着後14日間の自主隔離を求めてきましたが15日、基準を緩和し、まずはアメリカのほかの州から訪れる人について事前のウイルス検査で陰性と判定されれば、到着後の自主隔離は不要になりました。
アメリカ西海岸のサンフランシスコの空港では、搭乗前に検査が受けられるテントが設けられ、乗客たちは検査を受けたあと、ハワイ行きの便に乗り込んでいました。

さらにハワイ州は、日本から訪れる人についても事前に指定の医療機関で決められたウイルス検査を受けるなどの条件を満たせば、到着後、自主隔離をしないで済むよう基準を緩和する方針を決めました。

これについて、ハワイ州のイゲ知事は15日、記者団に対し「日本の人にハワイを訪れてもらうため、アメリカのほかの州から来る人と同様のプログラムを実施するための詳細を日本側と調整している。数週間以内に詳細を詰めて発表したい」と述べました。