梶山経産相 中小企業の経営基盤強化へ「デジタル化支援」

梶山経産相 中小企業の経営基盤強化へ「デジタル化支援」
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梶山経済産業大臣は、日本商工会議所の三村会頭と会談し、新型コロナウイルスの感染拡大で厳しい経営が続く中小企業の経営基盤の強化に向けてデジタル化などが円滑に進むよう支援する考えを示しました。
梶山経済産業大臣は、15日、都内で日商の三村会頭とおよそ1時間にわたって会談しました。
この中で、三村会頭は、「中小企業の景況感は、持ち直しの動きが見られるものの、消費や需要の低迷で力強さを欠く状況が続いている。中小企業の休業や廃業も増加しており、活力強化へのきめ細かな支援の継続が不可欠だ」と述べました。
これに対して梶山大臣は、「新型コロナウイルスの感染拡大で厳しい状況にある中小企業の事業をしっかりと継続させ、雇用も維持させるための政策を進めていく」と強調しました。

そのうえで、「ポストコロナを見据え、企業の足腰が強化され、生産性の向上につながる取り組みを進めたい」と述べ、中小企業の経営基盤の強化に向けて、デジタル化や事業承継が円滑に進むよう支援する考えを示しました。