「発熱したらまずかかりつけ医に」東京都医師会が呼びかけ

「発熱したらまずかかりつけ医に」東京都医師会が呼びかけ
東京都医師会は、新型コロナウイルスとインフルエンザが同時に流行して、発熱した患者からの相談が急増して、保健所が対応できなくなるおそれがあるとして、発熱した場合はまず、かかりつけ医に電話をしたうえで受診をするよう呼びかけました。
東京都医師会は13日会見を開き、尾崎治夫会長は「この冬のポイントは、発熱した患者はかかりつけ医が中心となって診察することだ」と話し、保健所の混乱を避けるとともに、医師が患者の発熱状況などを事前に把握するため、診察前にはかかりつけ医に電話をしてほしいとしています。

また「多くの人にインフルエンザワクチンを接種してほしい」と呼びかけました。

一方、新型コロナが感染拡大して以降、発熱した患者の診療を断られるケースがあったことから、今後、都が指定した発熱患者に対応する医療機関のリストを共有し、患者を確実に診療や検査につなげる体制作りを進めることにしています。