「休業支援金」オンラインでも申請受け付け開始 厚労省

「休業支援金」オンラインでも申請受け付け開始 厚労省
新型コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされたのに企業から休業手当が支払われない人を支援する「休業支援金」の制度について、厚生労働省は9日からオンラインでも申請の受け付けを始めました。
「休業支援金」は、新型コロナウイルスの影響で企業の指示で休業したにもかかわらず、休業手当が支払われない中小企業で働く人を支援する制度で1日1万1000円を上限に賃金の8割が直接支給されます。

申請はことし7月から郵送で受け付けてきましたが、厚生労働省は制度の利便性を高めるために9日からオンラインでも受け付けを始めました。

厚生労働省のホームページに案内を掲載していて、申請は午前6時から翌日の午前0時まで受け付け、土日祝日も利用できます。

「休業支援金」は8日までに49万220件の申請があり、26万3696件の支給が決定しています。

厚生労働省は「4月からの休業に対して申請することができるので、休業手当が支払われない場合は制度を利用してほしい」としています。