梶山経産相 新型コロナ ワクチン生産や供給で企業を支援

梶山経産相 新型コロナ ワクチン生産や供給で企業を支援
梶山経済産業大臣は新型コロナウイルスのワクチンの製造を目指す、岐阜県の医薬品製造会社を視察し、国内でのワクチンの生産や供給体制の増強に向けて、企業の取り組みを国としても支援していく考えを強調しました。
梶山経済産業大臣は7日、岐阜県の医薬品製造会社を訪れ、世界最大級のワクチンの製造工場を視察しました。

この会社では、経済産業省などからの補助金でワクチンの原料を作るタンクを増設し、大手製薬会社と共同で来年末までに、3000万人分の新型コロナウイルスのワクチンの製造を目指しています。

視察のあと、梶山大臣は記者団に対して「ワクチンの開発と供給は、一刻を争う課題だ。この製造基盤を最大限に活用して、一刻も早くワクチンを国内に供給したい」と述べました。

そのうえで「厚生労働省とも連携を取りながら、今後もこうした取り組みを続けたい」と述べ、ワクチンの生産や供給体制の増強に向けて、企業の取り組みを国としても支援していく考えを強調しました。