8日から韓国と往来再開で合意 ビジネス関係者ら対象 茂木外相

8日から韓国と往来再開で合意 ビジネス関係者ら対象 茂木外相
新型コロナウイルス対策の入国制限措置をめぐり、茂木外務大臣は、閣議のあとの記者会見で、新たに韓国との間で、10月8日からビジネス関係者などの往来を再開させることで合意したことを発表しました。
この中で、茂木外務大臣は、入国制限措置の緩和の一環として、新たに韓国との間で、10月8日からビジネス関係者などの往来を再開させることで合意したことを発表しました。

具体的には、出張をはじめとする短期滞在者と駐在員など長期滞在者の双方のビジネス関係者に加え、教育関係者や留学生などが対象でこうしたケースはシンガポールに次いで2例目となります。

会見で、茂木大臣は、「日韓関係は非常に厳しい状況にあるが、そのような中だからこそ、ビジネス関係者をはじめとする両国の国民が交流することが重要だ。この枠組みを通じて、まずは、経済交流が回復軌道に乗ることが重要だ」と述べました。

韓国外務省「人的交流に期待」

日本と韓国が8日からビジネス関係者などの往来を再開させることで合意したことについて、韓国外務省のイ・テホ第2次官は「韓国にとって第3位の貿易相手国であり、第2位の人的交流の相手国である日本と、ビジネス関係者をきっかけに人的交流が本格的に再開されることを期待する」と述べました。

そのうえで、こうした手続きを適用する国をさらに拡大し、経済活動を支援していく姿勢を強調しました。