東京 新型コロナ 1人死亡 新たに235人感染確認

東京 新型コロナ 1人死亡 新たに235人感染確認
東京都は、1日、都内で新たに235人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。このうち、練馬区の順天堂大学医学部附属練馬病院で患者などあわせて33人の感染が確認されました。
東京都は、1日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて235人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1日の感染の確認は、29日が212人、30日が194人と、1日までの3日間は200人前後で推移しています。

年代別では、
▽10歳未満が4人、
▽10代が9人、
▽20代が60人、
▽30代が48人、
▽40代が36人、
▽50代が31人、
▽60代が15人、
▽70代が14人、
▽80代が15人、
▽90代が3人です。

235人のうち、およそ51%にあたる121人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ49%の114人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。

濃厚接触者のうちの1人は出張で中東地域を訪れ、帰国時の検査では陰性でしたが、その後、現地で会った日本人の感染がわかったため検査をしたところ、感染が確認されたということです。

また濃厚接触者のうち最も多いのは施設内の感染で39人で、このうち33人は練馬区の順天堂大学医学部附属練馬病院の入院患者17人と、医師や看護師などでした。これでこの病院の感染確認は43人になりました。

このほか、家庭内が31人、職場内が11人、会食が9人、夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者が4人などとなっています。会食では9人のうち7人が9月22日までの4連休中の食事や飲み会で感染したということです。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて2万5973人になりました。

一方、都の基準で集計した1日時点の重症の患者は30日より1人増えて22人でした。

年代別にみると、
▽50代が8人、
▽60代が6人、
▽70代が5人、
▽80代が2人、
▽40代が1人です。

また、都は感染が確認された80代の女性が死亡したことを明らかにしました。
女性は肺に基礎疾患があったということです。

これで都内で死亡した人は合わせて409人になりました。

重症患者 1人増えて22人に

東京都によりますと、都内で1日までに感染が確認された2万5973人のうち、入院中の人は30日より62人減って1103人となっています。

このうち都の基準で集計した重症の患者は30日より1人増えて22人です。

都は、1日の時点で、重症の患者向けの病床を150床、中等症以下の患者向けの病床は2490床を確保しているということです。

また、自宅で療養している人は30日より10人減って417人です。

都が開設・運用している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は30日より11人減って246人です。

このほか、医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は30日より34人増えて368人です。

一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は2万3430人となっています。