新型コロナ感染 玉ノ井部屋の力士全員 11月場所の番付据え置き

新型コロナ感染 玉ノ井部屋の力士全員 11月場所の番付据え置き
日本相撲協会は30日、11月場所の番付編成会議を開き、新型コロナウイルスに力士が集団で感染し秋場所を休場した玉ノ井部屋の力士全員について、秋場所と同じ番付に据え置くことを決めました。
東京 足立区にある玉ノ井部屋では、秋場所前から場所中にかけて十両の富士東など合わせて24人の力士が新型コロナウイルスに感染し、所属する28人の力士全員が秋場所を休場していました。

日本相撲協会は30日、東京 両国の国技館で11月場所の番付編成会議を開き玉ノ井部屋の力士の扱いを協議した結果、西十両7枚目の東龍や東十両14枚目の富士東など、玉ノ井部屋の力士全員を秋場所と同じ番付に据え置くことを決めました。

通常は休場した力士は、負け越しと同じ扱いで番付が下がりますが、番付を据え置いた判断について、伊勢ヶ濱審判部長は「それ以上やれることが無い。本人たちも休みたくて休んでいる訳では無い。コロナという特殊なことがあったのでそういう判断となった」と説明しました。