接触確認アプリ「COCOA」相談相次ぎ都がコールセンター開設へ

接触確認アプリ「COCOA」相談相次ぎ都がコールセンター開設へ
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新型コロナウイルスの接触確認アプリの通知を受ける人が都内の保健所に相談するケースが相次いでいることなどから、東京都は保健所の負担を軽減するため、問い合わせに応じるコールセンターを開設することになりました。
国が開発したスマートフォン用の接触確認アプリ「COCOA」は1メートル以内に15分以上いた利用者どうしのデータを記録します。

一方の感染が確認されると相手に「濃厚接触の可能性がある」と通知しますが、都によりますと通知を受けた人からの相談が都内の保健所に相次いでいるということです。

また今後インフルエンザが流行した場合、発熱患者が保健所に相談するケースも増えると予想されています。

このため都は保健所の負担を軽減しようと、こうした問い合わせに応じるコールセンターを来月中に開設することになりました。

また保健所は患者の搬送も担っていますが、こうした業務を減らすため都立の保健所では民間に委託するほか、保健所を設置している区や市には委託費用を補助する事業も来月中に始めることにしています。