空自救難ヘリ 飛行中のトラブルで校庭に着陸 けが人なし

空自救難ヘリ 飛行中のトラブルで校庭に着陸 けが人なし
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29日午後、宮城県石巻市で航空自衛隊のヘリコプターが、訓練飛行中に機体の異常を示すランプが点灯し、事故を防ぐため、近くの高校のグラウンドに着陸しました。けがをした人はおらず、航空自衛隊が詳しい状況を調べています。
航空自衛隊によりますと、29日午後3時20分ごろ、宮城県東松島市にある航空自衛隊松島救難隊に所属するUH-60救難ヘリコプターが、石巻市の上空を訓練飛行中に、駆動系統の異常を示すランプが点灯したということです。

事故を防ぐため、ヘリコプターは近くの石巻北高校飯野川校のグラウンドに予防的に着陸しました。航空自衛隊によりますと当時、このヘリコプターには4人の自衛隊員が乗っていましたが、けがをした人は、いなかったということです。

また、グラウンドや、その周辺に人がいないことを確認してから着陸したということで、高校や地域住民に特段の影響はなかったとしています。

航空自衛隊は、なぜ異常を示すランプが点灯したのかなど、詳しい状況を調べています。

グラウンドでは

午後5時前、石巻市にある石巻北高校飯野川校のグラウンドには、ヘリコプターが着陸したままで、自衛隊員などがヘリを取り囲むように立っている姿が確認できました。

その後、隊員たちは機体のなかに入り、機器などをチェックしていました。

グラウンドには自衛隊の救急車両などがとまっていて、校門前には立ち入り禁止の規制線が張られています。

石巻北高校飯野川校は、石巻市の中心部から北に9キロほどのところにあり、周囲には田畑が広がり、やや離れた場所に住宅地があります。

副校長「生徒の下校後でよかった」

自衛隊のヘリコプターが着陸した石巻北高校飯野川校は、全校生徒86人の定時制の高校で、着陸当時は、すでに全員が下校していたということです。

下田仁副校長は「ヘリコプターの音がどんどん大きくなり、外を見ると低空飛行していた。そのまま校庭に着陸して訓練か何かかと思ったが、操縦士に話を聞くと緊急着陸だと言われた。生徒が下校したあとでよかった」と話していました。