大分「別府温泉おもてなし再開」でPR動画 感染対策をアピール

大分「別府温泉おもてなし再開」でPR動画 感染対策をアピール
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観光需要の喚起策「Go Toトラベル」に来月から東京発着の旅行が加わるなど人の往来の増加が見込まれる中、全国有数の温泉地、大分県別府市は、感染対策を徹底したうえで観光客に来てもらおうと、ユニークなPR動画を作成し公開しています。
「別府温泉おもてなし再開」と題したこのPR動画は、別府市がおよそ3200万円をかけて市内の観光地などを舞台に16種類制作しました。

このうち、老舗リゾートホテルの温泉で撮影された動画は、女性客たちが「ソーシャルディスタン湯~」と叫び、距離をとって温泉を楽しめることをアピールしています。
また、鶴見岳のロープウエーで取られている定員を大幅に減らすなどの感染対策のほか、「3密」にかけて、3種類の蜜がかかった新商品の「3蜜だんご」も紹介しています。

別府市では、ことしのお盆に市内に宿泊した人の数が前の年より40%近く減少するなど、新型コロナウイルスの影響で、主力の観光業が大きな打撃を受けています。

別府市観光課は「感染対策を行ったうえでおもてなしをしていることを全国の人に知ってもらい、安心して別府を訪れてほしいです」と話しています。
この動画は別府市のホームページなどで公開されています。