フィリピンパブで新型コロナクラスター 11人感染 さいたま

フィリピンパブで新型コロナクラスター 11人感染 さいたま
さいたま市の繁華街にあるフィリピンパブで、これまでに従業員や客合わせて11人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認され、さいたま市は感染者の集団=クラスターが発生したと見て、店を利用した客に保健所に相談するよう呼びかけています。
さいたま市によりますと、クラスターが発生したとみられるのは、通称「南銀」と呼ばれるさいたま市大宮区の繁華街にあるフィリピンパブ「AJ」です。

この店では、今月24日に40代の女性従業員の感染が確認されたことから客や従業員を調べたところ、これまでに従業員の女性9人と男性客2人の合わせて11人の感染が確認され、市はクラスターが発生したと見ています。

市によりますと、感染が確認された男性客は今月17日に発熱し、その日のうちに店を訪れていたということで、さいたま市はこの客が来店した今月17日以降に店を利用した客に対して、保健所に相談するよう呼びかけています。

県内では27日、新たに35人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表されていて、これまで県内で感染が発表されたのは合わせて4579人になりました。

また、埼玉県は新型コロナウイルスに感染した80代の女性1人が死亡したと発表しました。

感染が確認された人のうち亡くなったのは、これで101人となりました。