米バークリー市議会 レジ脇に砂糖多い菓子陳列禁止 条例案可決

米バークリー市議会 レジ脇に砂糖多い菓子陳列禁止 条例案可決
アメリカ西部カリフォルニア州のバークリー市議会は、スーパーのレジの脇に砂糖が多く含まれる菓子などを陳列することを禁止する条例案を可決しました。新型コロナウイルスをめぐっては、糖尿病など持病がある人が重症化するおそれがあると指摘されていることから、感染対策としてこうした動きが全米に広がるか、関心が集まっています。
カリフォルニア州のバークリー市議会は22日、砂糖が多く含まれる菓子や飲み物などをスーパーのレジの脇の棚に陳列することを禁止する条例案を全会一致で可決しました。

条例は来年3月に発効する予定で、売り場面積が一定の規模を超える店舗を対象に、1つの商品に含まれる砂糖が5グラム以上などの規定の量を超えるものは陳列できないとしています。

市議会は条例の目的について、会計のためレジに並ぶ子どもの目線にこうした商品を置くべきではないと説明しています。

また、新型コロナウイルスに感染した人のうち、糖尿病など持病がある人は重症化するおそれがあると指摘されていることから、感染対策としてこうした動きが全米に広がるか、関心が集まっています。