パリ刃物襲撃事件 イスラム教の風刺画再掲載に憤ったか

パリ刃物襲撃事件 イスラム教の風刺画再掲載に憤ったか
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5年前にイスラム過激派によるテロがあった、フランス パリの新聞社の旧本社前で、男女2人が切りつけられた事件で、拘束されたパキスタン出身の男は、この新聞社が今月、イスラム教の預言者の風刺画を再び掲載したことに憤ったという内容の供述をしていると、地元メディアが伝えました。
パリ東部で25日、路上にいた男女2人が突然、刃物で切りつけられて大けがをし、捜査当局は現場近くで2人を拘束しました。

フランスのメディアはこのうち1人は18歳のパキスタン出身の男とみられると伝えていて、地元紙パリジャンは、男が調べに対し、2人を襲ったことを認めたうえで、動機について、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画が再び掲載されたことに憤ったという内容の供述をしていると伝えました。

現場は、2015年1月にイスラム過激派に襲撃されて12人が犠牲になった新聞社の旧本社前で、この新聞社は今月、襲撃事件の裁判が始まるのに合わせて再び預言者の風刺画を掲載し、イスラム過激派を名乗る組織や個人から脅迫を受けていました。

新聞社は事件のあと移転していて、男は移転を知らなかったとみられます。

捜査当局は、別の1人は事件に関係ないとして釈放しました。

フランスでは報道機関をターゲットにしたテロが再び起きたことに衝撃が広がっていて、捜査当局はテロ事件として関係先を捜索するなど捜査を進めています。