グーグル 米大統領選 投票終了後の選挙関連広告 一時停止へ

グーグル 米大統領選 投票終了後の選挙関連広告 一時停止へ
アメリカのIT大手グーグルは、11月に行われるアメリカ大統領選挙の投票終了後、選挙結果などに関する広告の掲載を一時停止する方針を決めました。郵便投票が増えることで結果の判明に時間がかかる可能性があるため、不確定な情報で混乱が広がるのを防ぐねらいがあるとみられます。
11月3日に行われるアメリカ大統領選挙では、新型コロナウイルスの感染防止のため郵便投票が増え、結果の判明に時間がかかる可能性があるとメディアなどが指摘しています。

これを踏まえてIT大手のグーグルは、大統領選挙の投票終了後、選挙結果などに関する広告の掲載を一時停止する方針を26日までに決めました。

グーグルとしては、選挙結果に関する不確定な情報で混乱が広がるのを防ぐねらいがあるとみられます。

大統領選挙をめぐっては、ツイッターが、投票が改ざんされていると根拠を示さないまま主張する投稿などに、注意を促すラベルを表示したり削除したりする方針をすでに公表しています。

またフェイスブックも、投票日の1週間前から候補者や陣営による政治的な広告の新たな掲載は認めないと決めるなど、大手のIT各社が混乱を防ぐための対策を強化しています。