6割以上の大学が対面授業や実習を再開へ 新潟

6割以上の大学が対面授業や実習を再開へ 新潟
授業が再開し始めている新潟県内すべての大学と短大を取材したところ、6割以上が後期日程に合わせて、授業や実習の条件を緩和して再開させていることが分かりました。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、これまで多くの大学が、教室で行う対面での授業を原則中止し、代わりにオンラインでの「遠隔授業」を中心に行っていました。

NHKが、新潟県内24のすべての大学と短期大学を取材したところ、62%にあたる15の大学や短大が、対面での授業を再開させ、出席できる学生を増やすなど、授業や実習の条件を緩和することが分かりました。

このうち、25日から後期日程が始まった、新潟市にある新潟医療福祉大学では、前期はすべて遠隔授業でしたが、対面での授業などを再開し、およそ半年ぶりにキャンパスを訪れた学生らが、久しぶりの再会を喜んでいました。

ただ、それぞれの大学では、教室に入る人数を制限したり、大学の出入りの情報を記録したりするなど対策を取っているほか、なかには、学生全員にフェイスシールドを配った大学もありました。

一方、サークル活動は制限が続いているほか、秋の文化祭を中止する大学も多く、学生生活が「コロナ前」に戻るには時間がかかりそうです。