井上万博担当大臣は27日、就任後初めて大阪を訪問し、万博会場の予定地などを視察することになりました。

2025年の大阪・関西万博に向け、井上万博担当大臣は今月19日に就任後、初めて大阪を訪れる予定でしたが、衆議院本会議で隣に座っていた議員が、新型コロナウイルスに感染していたため、訪問を延期していました。

井上大臣は閣議のあとの記者会見で、PCR検査で陰性が確認されたことから、27日に大阪を訪問し、万博会場の予定地などを視察するほか、大阪府の吉村知事や大阪市の松井市長らと会談することを明らかにしました。

井上大臣は「会場予定地や準備状況の進捗（しんちょく）などを私自身の目で確認し、現場のアイデアや悩みなども聞きたい。新型コロナウイルスの影響を受けて、変わる社会のありようなども見据えて、新しい形の万博を考えていきたい」と述べました。