菅内閣発足後初の新型コロナ専門家分科会はじまる

菅内閣発足後初の新型コロナ専門家分科会はじまる
新型コロナウイルス対策をめぐり、菅内閣が発足してから初めてとなる専門家による分科会が開かれ、西村経済再生担当大臣は、イベントの需要を呼び起こす「Go Toイベント」などを来月中旬以降に開始する政府の方針について意見を求めました。
菅内閣が発足してから初めてとなる、新型コロナウイルス対策を検討する政府の分科会は、午後1時から始まり、西村経済再生担当大臣と田村厚生労働大臣も出席しています。

この中で西村大臣は政府の消費喚起策のうち、イベントの需要を呼び起こす「Go Toイベント」と、商店街を支援する「Go To商店街」を来月中旬以降に開始する方針を示し、事業者が守るべき感染防止策などについて意見を求めました。

また、来月1日から「Go Toトラベル」の対象に、東京発着の旅行が加わることについての留意点も示すよう要請しました。

このほか、西村大臣はワクチンの接種開始に向け、感染リスクの高い医療従事者などに優先的に接種することや、地方自治体の負担が生じないよう、国が必要な財政措置を講じるなどとした、中間指針の案などについても見解を求めました。

一方、田村大臣は「秋冬にかけて、インフルエンザとの同時流行も心配されており、しっかり検査できる体制を都道府県にお願いして整備する」と述べました。