国勢調査の回答率低調 武田総務相が協力呼びかけ

国勢調査の回答率低調 武田総務相が協力呼びかけ
9月14日から始まった国勢調査の回答率が低調となっていることについて、武田総務大臣は広報活動を強化する方針を示すとともに、改めて調査への協力を呼びかけました。
5年に1度、日本に住むすべての人を対象に行われる国勢調査は、9月14日からインターネットでの回答が始まりましたが、24日現在の回答率は18.8%と、前回・5年前の調査の同じ時期と比べ、17ポイント余り低くなっています。

武田総務大臣は閣議のあとの記者会見で、「コロナ禍の難しい状況の中で、自治体や調査員の皆さんには最大限の尽力をいただいている。今後、テレビCMやネット広告の頻度を増やすとともに、自治体と連携してしっかり取り組んでいきたい」と述べました。

そのうえで、「インターネットでの回答はパソコンやスマートフォンを使って短時間で可能だ。感染防止のためにも、できるかぎりネット回答をお願いしたい」と述べ、改めて調査への協力を呼びかけました。

国勢調査の回答は、ネットに続き、10月1日からは郵送での受け付けも始まり、期限はネット、郵送ともに10月7日となっています。