ベラルーシ大統領就任式 選挙不正訴える反政権派は非難

ベラルーシ大統領就任式 選挙不正訴える反政権派は非難
大統領選挙の不正を訴える抗議活動が1か月以上続く旧ソビエトのベラルーシで、ルカシェンコ大統領の就任式が事前の予告なしに行われ反政権派は非難を強めています。
ベラルーシでは、先月9日の大統領選挙で現職のルカシェンコ大統領が6回目の当選を果たしたとしているのに対し、選挙の不正を訴える反政権派は大規模な抗議活動を続けています。

これまで大統領の就任式は事実上、見送られてきましたが、23日、首都ミンスクの独立宮殿でルカシェンコ政権の6期目の始まりを祝う就任式が事前の予告なしで行われ、ルカシェンコ大統領は「わが国は前代未聞の挑戦を受けたが革命は成立しなかった」と演説しました。

これに対して、ルカシェンコ大統領の対立候補で政権の弾圧を逃れ現在は国外で活動するチハノフスカヤ氏はメッセージ動画をインターネット上に投稿し「国民は新たな任期を認めておらず、就任式は茶番にすぎない」と非難して自分こそ大統領選挙の当選者だと主張しました。

ルカシェンコ政権をめぐっては、政権の後ろ盾となっているロシアが支持を表明したのに対し、EU=ヨーロッパ連合は選挙の不正を理由に正当な大統領として認めない立場で、就任式を強行したことで今後、双方の対立が一層深まることも予想されます。