4連休の人の移動 ことしのお盆と比べて増加

4連休の人の移動 ことしのお盆と比べて増加
22日までの4連休、都道府県をまたいで移動をした人の数は、どのくらいいたのか、ビッグデータで明らかになりました。
去年の9月の連休と比べると少ないものの、ことしのお盆の時期と比べるとほとんどで増加し、徐々に人の動きが戻りつつあることがわかりました。
NHKは、NTTドコモが携帯電話の基地局からプライバシーを保護した形で集めたデータを使って、都道府県をまたいで移動した人の数を、22日までの4連休を、去年9月の連休とお盆の時期と比較して分析しました。

その結果、都道府県をまたいで流入してきた人の数は、去年の9月の連休と比べると沖縄県では66%、東京都では70%、大阪府では74%などと大きく下回り、全国では87%にとどまっていました。

しかし先月のお盆の時期に比べると、多い順に(1)愛知県では142%(2)石川県では142%(3)京都府では141%(4)三重県では130%(5)宮城県では129%などとなっています。

このほか(9)沖縄県では126%、(36)長野県では110%(40)東京都では106%などと増加していて、徐々に人が戻りつつあることがNHKのビッグデータの解析でわかりました。

人の移動の分析に詳しい早稲田大学の佐々木邦明教授は「去年と比べると全体として少ないが人の動きは着実に戻りつつある。ただ、大都市周辺への移動の増加が目立ち、高速道路の渋滞の状況もみると車で行ける近場に集中していて、来月以降もこの傾向は続き、地域間の差は変わらないと予想される」と分析しています。

(※期間中の正午から午後4時までの平均の人数を基に割合で比較)
(※かっこ内の数字は順位)

加藤官房長官「感染状況への影響 注視していく」

加藤官房長官は、23日午後の記者会見で、22日までの4連休について、「多くの観光地や繁華街で、大型連休やお盆の時期とも比較して、人の流れが増えているデータも示されている」と指摘しました。

そのうえで、「4連休の人出と人々の行動が、今後の感染状況にどう出てくるのか、慎重に注視していく必要がある」と述べ、新型コロナウイルスの感染状況への影響を注視していく考えを示しました。

また、連休初日の今月19日にイベントの開催制限が緩和されたことについて、「イベント前後の行動管理など、今まで以上の感染対策を主催者側にお願いしていた。この内容が徹底されるよう、今後も取り組みたい」と述べました。