国勢調査 ネットでの回答は前回5年前より低調

国勢調査 ネットでの回答は前回5年前より低調
先週、インターネットによる回答が始まった国勢調査の回答率は、22日現在で16.6%で、前回、5年前の調査の同じ時期と比べ、10ポイント余り低くなっていて、総務省では感染予防の観点から、引き続きネットでの回答を呼びかけています。
5年に1度、日本に住むすべての人を対象に行われる国勢調査は、今月14日から各世帯への調査書類の配付が始まり、書類を受け取った世帯から、ネットによる回答が可能となっています。

総務省によりますと、調査開始から9日となる22日現在の回答数は、およそ889万8000件で、前回、5年前の国勢調査の世帯数をもとにした回答率は16.6%となり、前回の同じ時期の27.2%と比べて、10ポイント余り低くなっています。

都道府県別にみると、もっとも回答率が高いのは富山県の20.5%で、もっとも低いのは沖縄県の8.4%となっています。

国勢調査の回答はネットに続き、来月1日からは郵送での受け付けも始まり、期限は、ネット、郵送ともに来月7日となっています。

総務省は「新型コロナウイルスの感染予防のためにも、ネットでの回答を引き続き呼びかけたい」と話しています。