小池都知事と菅首相 コロナ対策 オリ・パラ開催 連携で一致

小池都知事と菅首相 コロナ対策 オリ・パラ開催 連携で一致
東京都の小池知事は、菅総理大臣と会談し、新型コロナウイルス対策やオリンピック・パラリンピックの開催について連携していくことで一致しました。
東京都の小池知事は、23日午後、総理大臣官邸を訪れ、菅総理大臣と会談しました。

この中で、小池知事は「東京都として、新型コロナウイルス対策、東京オリンピック・パラリンピックの開催が大きな課題になっている。国と連携して進めていきたい」と述べました。

これに対して、菅総理大臣は、「私も全く一緒です」と応じました。

そして、菅総理大臣が力を入れる行政のデジタル化の推進を含めて、国と都が連携していくことで一致しました。

会談のあと、小池知事は記者団に対し、「国と都が連携していくことで国益、都民の利便性などに資するという点では考え方は一致している」と述べました。

加藤官房長官「国と都は緊密連携で一致」

加藤官房長官は、23日午後の記者会見で「今後も東京都と緊密に連携して感染拡大防止と社会経済活動の両立に取り組み、東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けた準備を進めていくことで一致したと承知している」と述べました。

また、東京都の感染状況について「接待を伴う飲食店に対する感染防止ガイドラインの順守や、順守しない店舗の利用自粛の要請などが行われ、先般の都の専門家会議で、感染状況の警戒レベルも引き下げられたものと承知している」と述べました。

そのうえで、「国と都では、23区も含め、緊密に連携し、メリハリのきいた感染防止対策を通じて、感染リスクをコントロールすべく対応しているところであり、社会経済活動のレベルも段階的に引き上げていきたい」と述べました。